古代メソポタミアの空 Part 4 アヌの真の羊飼いとオンドリ
古代メソポタミアの時代には、オリオン座と呼ばれる星座はありませんでした。
オリオン座の位置には、アヌの真の羊飼いと呼ばれる星座がありました。
その下、現在のうさぎ座があるところには、オンドリと呼ばれる星座がありました。
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photo by MI・ワールド
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作成 MI・ワールド
星座絵は研究本から拝借し、それを星空に合成しました。
私には星座の大きさと正確な位置はわかりません。星座絵の大きさ・位置は適当です。
およその雰囲気がわかってもらえればと思います。
オンドリはシュメール語で、(ムル)・ダル・ルガルと言い鳥の王という意味だそうです。
※17世紀に天文学者が作ったオンドリ座がありますが、この記事で取り上げているオンドリ座は古代メソポタミアの人々が現在の「うさぎ座」の位置に見ていた星座です。
17世紀に作られたオンドリ座と、古代メソポタミアのオンドリ座は、空での位置が違います。
17世紀に作られたオンドリ座→→→おんどり座 - Wikipedia