パラレルへようこそ バシャール
未来は、えらべる バシャール 本田健から引用します。
☆パラレルワールドへようこそ
健 では、それまでの生き方を考えるうえで、いまから世界がどのように 動いていくのか、可能性でいいのでいくつかヒントをもらいたいんですが。
バシャール いま変化しているこの流れにしたがって、みなさんの世界は、 さらに変化を続けることになります。 大きな変化の要因となるのが、地球外生命体の存在が明らかになることです。 いまから2015年くらいまでのあいだのどこかで起きるでしょう。
地球外生命体の存在を知ることが、地球人にとって、ポジティブに、 あるいはネガティブに多大な影響を与え、大きく物事を揺り動かします。 これにより、ある領域においては、さらに二極化が進むでしょう。
けれどもこれが、本当のパラレルワールドへのシフト、 パラレルワールドの変化につながるのです。 地球外生命体がいるとわかった時点で、みなさんがどの周波数にいるかに よって、どのパラレルワールドに行くかが決まります。 その後、変化はさらに加速していきます。
2010年から2015年の5年間が、パラレルワールドへのシフトにおいて 非常に重要な時期です。 パラレルワールドへの分化は、その人がどの周波数にいるか、またそのシフトをどのように解釈するかによって、ポジティブ、ネガティブ、さまざまな形で経験されることになります。
健 そんなことが起きるのですか。ドキドキしますね。ほかにはどのようなことが起こるのでしょうか。
バシャール 2010年から5年間の間には、体験可能なすべての世界がつくられます。 たとえば、大勢の人が亡くなるレベルから、大勢の人が自分の最高の夢を叶えるレベルまで。
また、次のようなことも起こります。 ちょうど2012年あたりを境にして、いまは1本でしかないエネルギーの光線が、人間の集合意識を象徴する、ある特殊なクリスタルに当たるのです。 この光線がクリスタルに当たると、さまざまなパラレルワールドに分化していくことになります。 そして、それぞれのパラレルワールドが、ますます、その世界を構成する人々の意識を反映し、特徴をおびたものになっていきます。
こうしてつくられる独特の周波数を持った、たくさんのパラレルワールドは 2015年から年を追うごとに加速しながら、おたがいに離れていきます。 ついには、自分が選んだひとつのパラレルワールドだけしか体験できなくなるでしょう。
そして2100年までには、それぞれの世界がある意味では終着点を体験することになるのです。
スペクトラムの一方の端にあるネガティブな周波数を持つ人たちが移動した ネガティブなパラレル地球は、完全に破壊されてしまいます。 その一方でスペクトラムのもう一方の端にあるポジティブな波動を代表する 周波数のパラレル地球は、2100年までには銀河系社会の一員として迎え入れられます。 しかし、この両極のパラレル地球の間には、さまざまなバリエーションのパラレル地球があるのです。
健 そして、その人の周波数によって行くパラレル地球が違うんですね。
バシャール イエス!
健 つまり、それはワクワクして幸せな人はポジティブな未来のパラレル地球に行って、嫌いなことをやってうじうじしている人はそうでないほうに行くということなんですか。
バシャール そうです。いまみなさんの現実では、自分とは異なる周波数の世界もある程度は経験できるようになっています。 しかし、2012年から始まる分化が2015年からさらに加速すると、自分の周波数以外の世界を体験することは、どんどん、どんどん難しくなっていくのです。
2033から2050年には、自分が選択した周波数以外の世界のことなどほとんど聞いたことがないという状況になるでしょう。 そして2100年には、自分が選択した周波数以外の世界を体験することは、 本当にありえなくなります。
それがポジティブであろうが、ネガティブであろうが、自分で選択した世界しか 体験できなくなるのです。
☆2012年、列車は別々の線路を走り出す
健 もう少しクリアにイメージをつかみたいのですが、 たとえば、素晴らしい友人関係を持った素敵な人がいるとします。 そういう人は、たとえば、人をだましたり、意地悪するような人とは 会いにくくなるとか、そんな感じでしょうか。
バシャール ええ、いまは周波数の違う人たちとも出会うことがありますが、 そのうち出会うことは不可能になっていきます。 しかしそうなるかどうかは、「いやだな」と思う人たちに出くわすときの いまのあなたの対応によって決まります。 あなたが相手と同じような反応をすれば、あなたも彼らがいる世界にとどまること になるでしょう。
一方、あなたが彼らにポジティブな形で対応し、相手がどんな状態でも、 自分の世界には影響が及ばないことを理解すれば、あなたは少しずつ、 そういう人たちが存在しないパラレル現実へとシフトし、 最終的には会わなくなります。
これまで言った年はすべて、世界全体で見たときの平均と考えてください。 個々人のレベルでは、いま私が言ったよりも速い速度で、 このようなシフトや移行を始める人がいます。
しかし、それらの移行の基盤となるのは 「すべての出来事の意味を中立的のものとしてとること」。 そして、「その出来事がどのように見えても、ポジティブに対応していくこと」。 このふたつです。
ポジティブな波動とネガティブな波動の集合体であるこの世界は、 いわばプリズムのようなものです。 それが2012年に近づくにつれて、少しずつ、少しずつ、 より多くのパラレル現実に分かれていきます。
健 どのくらいの速さで分化は起こっていくでしょう。
バシャール 分化のスピードは2015年からますます上がっていきます。 それぞれのパラレル現実の世界がどんどん離れていって、 おたがいがおたがいを体験することは、どんどん、どんどん、少なくなっていきます。
いまはまだ、すべての列車がひとつの駅に向かって走っています。 しかし2012年からは、線路が切り替わり始めます。 そして2015年からは、いまは同じ駅に向かっている列車の多くが、 別々の線路を走り、別々の方向へ向かうことになります。
2015年から2035年頃までには、それぞれの線路は非常に遠く離れてしまいます。
それでも、しばらくの間はまだほかの線路と交差しているものもあるでしょう。 ですから、ある線路から別の線路に移ることはできます。 しかし、そのためには、、いったん列車から降りて駅で待ち、 新たに切符を買って、別のパラレル線路を走る新しい列車に 乗り換えなければなりません。
けれども、最終的にはおたがいに乗り入れない状態になります。 ですから、何度も乗り換えなければいけなくなったり相互乗り入れが なくなるまで、ただ何もしないで待つかわりに、わたしたちはこうおすすめします。
分化のスピードが速まるこの5年間の早い段階から、 「自分の乗りたい列車」に乗っておいてください。
すべての列車が駅から出発してしまったら、乗り換えはまず難しくなってきます。
これで列車をたとえに使ったお話しはおしまいです。
健 いろいろ考えさせられますね。
バシャール 「自分がもっとも情熱をもっていることをやる」という列車に 乗ってください。
健 その列車に乗るために必要なのは、過去のトラウマを癒すこと、 そして、自分を、あるいは誰かを許すことが鍵になるような感じがするんですが・・・・。
バシャール そうです。とくに自分自身を。
健 あるいは同時に、ネガティブな観念をひとつずつ見て、手放していくことが大事だと、とらえていいんでしょうか。
バシャール そうです。私たちがこれまでお話ししてきたことはすべて、 みなさんの喜びを象徴する列車に乗るための切符の買い方についてでした。
☆100パーセントワクワクの列車がある
健 そうすると、たとえば、家族や友人でも違う列車に乗ってしまう可能性があるということですね?
バシャール はい、家族だからといって必ずしも同じ列車に乗るわけではありません。
健 それを一般の人が聞くと、「あっ、自分はワクワクすることをしているけど、 うちのダンナさんはやっていない」とか、逆もあると思うんですが 「自分の父親はたぶん違う列車だな」とか(笑)。 同じ列車に乗るためには、違うことをやっていても同じようにワクワク感をもっていればいいということですか。
バシャール そのとおりです。 その列車は、その人のワクワクがとっている形とは関係ありません。 そのワクワクを象徴するエネルギーの周波数にいるかどうかが、 ポイントなのです。
健 そうすると、たとえば、100パーセントワクワクして自分の好きなことをしている人、 80パーセントの人、30パーセントの人、5パーセントの人、 それぞれに別の列車があるという、そんなイメージですか。
バシャール はい。ワクワクの割合がどの列車に乗るかを決めます。 つまり、自分の情熱の50パーセントしか生きていない人は、 50パーセントの列車に乗り、自分の情熱が50パーセントしか実現されない 現実を生きるのです。
確率が半分半分なので、私たちは「フィフティー・フィフティー・トレイン」と 呼んでいます。
( 笑 )
健 先ほどの説明だとパラレルワールドには、いろいろなバージョンの自分が いるということでしたが、そうではなく、自分の情熱が50パーセントだったら、 70パーセントのパラレルからは完全に物理的に消えてしまうということですか。
バシャール 最終的にはそうなります。 いまは、どのレベルの世界へもまだ接続がありますが、 最終的には接続がなくなります。接続ポイントが存在していても、 少なくともみなさんには見えなくなります。 いま言ったのは、構造上の話ではなく、「どれだけみなさんが知覚できるか」 という話です。
すべてのものには、必ずつながりがあります。 でも、それを認識できる能力が変わっていくのです。 そしてつながりを使う能力も変わります。
ですから、とてもネガティブな列車に乗っている人は、そのうちポジティブな列車との接続ポイントを見る能力を完全に失い、乗り換えるすべを失います。 同じように、ポジティブな列車に乗っている人もネガティブな現実の波動を知覚すらできなくなります。 ですからネガティブになることができなくなるのです。 非常に単純化してお伝えしましたが、ポイントはわかっていただけたと思います。
健 そうすると同じ家族の中でレベルが合わなくなると、離婚するとか、 家出をしていなくなるとか、そういうことですか。
バシャール あるいは、亡くなるとか。 そのほかにも、いろいろな方法があります。